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ごあいさつ

TYA インクルーシブ・アーツ・フェスティバル2019
《国際児童青少年舞台芸術フェスティバル2019》
~未知なる未来へ:様々な障がいと個性を持ったすべての子どもたちへ〜

 

2017年に始まった、児童青少年舞台芸術フェスティバル、またの名をTYA Japan Festival。2018年度(開催は2019年)からそれに「国際」という冠をつけ、日本中のそして世界中の未来に生きる子どもたちのための舞台芸術フェスティバルをこの日本で展開して行きます。
今回のテーマは「インクルーシブ・アーツ」。
「インクルーシブ」とは「包み込む」という意味。障がいの有無、様々な文化、人種、セクシャリティーなどを分け隔てることがない、ということです。
つまり「インクルーシブ・アーツ」とは「すべての人が鑑賞可能な芸術」を指します
日本の児童青少年舞台芸術の分野に於いて、これをテーマに掲げてフェスティバルを行うのは初めての試みです。今回は中でも「障がいと芸術」にスポットを当て、障がい者による、もしくは障がい児のための児童青少年舞台芸術作品を世界から、そして日本から集めます。
現在、世界ではインターナショナル・インクルーシブ・アーツ・ネットワーク(IIAN)を中心に、この分野が大きな動きを見せております。それは障がいの有無を問わず、すべての子どもたちが平等に芸術に触れる機会を持てることを志すものであり、また芸術がもたらす様々な治癒力や表現力の豊かさの共有を目指すものであり、そして、この世界が多様性に満ち溢れていることを芸術を通して世界中の人々、特にこれからを生きる子どもたちと分かち合う活動が世界中に大きく広がっていることを示すものです。
経済を優先する現代社会に於いて、社会的弱者の声は聞こえづらくなります。そんな時代だからこそ、舞台芸術が子どもたちのためにできること、障がい者とともにできること、そして多様性豊かな平等かつ平和な未来を築くためにできること。それらの実践が今回のフェスティバルが目指すところです。

フェスティバルでは、スコットランド、セルビア、イギリス、南アフリカなどから国際招聘5作品、国内から5作品の上演、乳幼児のためのベイビーシアター3作品の上演に加え、インクルーシブ・アーツをテーマに様々なワークショップやシンポジウムの開催を予定しております。

一人でも多くの様々な可能性を持った、そして個性を持った子どもたちに「舞台芸術」という夢が届きますように。

2018-11-11