2020 in tokyo

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演劇実践者のための哲学対話ワークショップ
梶谷真司

芸術、とくに演劇は哲学対話と相性がいい。どのようなコンセプトで作品を作り、それをどのように深め、明確にして伝えるか――これを演出家や監督が一人で考えて伝えるオーソドックスなやり方もあるが、全員でアイデアを出し合い、鍛えていく対話的なやり方もある。対話的手法の利点は、“全員による演劇”にできることだろう。コンセプトの理解を個々の立場から深め、それをそれぞれの立場から一つの作品へと統合する。そんなことができるかもしれない。哲学対話はそのための場を作ってくれる。今回のワークショップでは、哲学対話についてのレクチャーをした後、実際に体験し、そこからファシリテーションの手法について一緒に考える。

哲学対話とは:子どもたちの思考力を養うために70年代にアメリカで始まった「子どものための哲学」に由来する。それは、哲学者の思想を教えたり抽象的な問題について議論したりするのではなく、各人が一人で思索にふけるのでもない。身近な問いから出発して、グループで一緒に問い、考え、話をしていくものである。中学校以上が一般的だが、小学校や幼稚園で行われることもある。いずれにせよ、共に話すことを通して共同で思考を広げ、深めていくのが哲学対話である。
講師:梶谷真司
1966年、名古屋市生まれ。89年、京都大学文学部哲学科卒業。94年、京都大学院人間・環境学研究科修士課程修了。97年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。

参加者数:40名
時間:2時間30分
手話通訳付き

1月20日(日) 10~12時30分

国立オリンピック記念青少年総合センター 中練習室41

Z券参加費1,000円
チケット予約
フェス事務局のみ取扱 TEL 070-4135-6744
もしくは「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。